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再設置は11月30日
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「・・・。」
一瞬で無言になったのを黎廻は恐ろしく感じる。黎廻の中でいつの間にかケロロたちはなによりも大事なモノになっていた。日向家も
「・・やっぱ帰る」
そこに居づらくなり黎廻が帰ろうとした時。
「もふもふ~♪」
ロギギが黎廻の尻尾に抱きついていた。
「おい、ロギギ。もふりたい気持ちはわかるが本人の許可得ろ。」
「もふもふであります~♪」
「テメェもか
「ケルルももふってみなって、すっげ~気持ちいい・・あ~眠りそう・・」
「ちょ、ちょっとっ」
ケロロにストップをかけたのは黎廻だった。
「げろ?」
「怖いと思わないの?普通。僕化け物なんだよ?」
「黎廻は黎廻でありましょう?狐の尻尾が生えようが関係ないでありますよ~・・ねぇ~?」
ケロロが同意を取ると、皆がその意見に同意的だった。
「「我輩達/俺達について来い!」」
高らかにケロロ小隊のNO.1とNO.2は言った。
「・・・。」
ホントに呆然とするしかなかった。
「侵略者に、って僕は地球人なんだけど」
「かんけーなしでありますっ!」
「そうだっ構わん!」
黎廻にそんなことを言う人は初めてだった。初めて、心が暖まった気がした。
「じゃ・・君たちを目標にさせてもらうよ」
「「よしっ」」
そういうわけで、ケロロは日向家に連れて行くことにした。

「ボケガエル・・」
「な、夏美殿・・」
「どういうことよ!?黎中・・さん?つれてきたりしてっ!」
「迷惑なら帰るけど・・」
「いや、事情を説明するからそこで待ってろ」
「うん」

黎中黎廻は死にたがっていた。正直生きたいとも思っていないのが彼女だった。
両親は幼い頃に死去、それ以来祖父母に育てられた。だが、その祖父母も一ヶ月前に病気で死んだ。黎廻はつまるところ、生きる希望をなくしていたのだ。目の前には濁流ここに飛び込めたら死ねるだろうと思い。体を揺らした。その際・・
「危ないっ!」
と甲高い声で言われて、引き上げられた。後ろを見ると緑色の手をしていた。
「あっぶなー・・・何をやってるんでありますかっ!?」
「そうだぞっ!あのまま落ちていたら貴様死んでいたぞ!」
緑と赤の蛙だった。
「・・・。何?君達・・」
「何?それは我輩たちの台詞でありますよっ!」
「貴様・・自殺でもしていたのか?」
赤い蛙――ギロロに言われ、黎廻は胸に納得したような感じがした。
「・・そう・・かも。僕はもう、生きることに疲れた。僕は自殺志願者なんだよ。生きる目標がいない」

アクアクとお兄さんの邂逅。

一緒に居ろ宣言をしてから一ヶ月、アクアクはギロロがパトロールに行くのを見計らい、やってくる。
だが、今日は違った。いくらアクアクが待とうにもギロロが現れない。先に行ったのかと思い、ケロロの部屋を訪れた。

「ギロロ~我が最愛なる弟ー!」
「来るな!変態!帰れ!近づくなー!」
ガルルがギロロに抱きつき、ギロロはそのガルルから必死に逃げる。ケロロたちはガルルを恐れているので止められない。ガルル小隊もしかり、それを見て、アクアクはなぜかイラついた。理由はわからない。けどイラついたのは事実だ。
そこでアクアクがとった行動は・・・
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